測定の原理について

ハカルテは、スマートフォンのカメラから心拍のリズムを測ることで、あなたの身体をコントロールしている「自律神経」の状態を分析し、あなたの身体のコンディションを見える化しています。

スマホのカメラで心拍数を約1分間計測

Untitled

まず、カメラのレンズに指を当てていただくことで、カメラのセンサーを用いて指先の血流の変化を計測することで脈拍を高精度で検出します。

原理は光電容積脈波測定と呼ばれるもので、LEDを用いた脈拍計(Apple Watchなどのウェアラブル機器等)と同じようなものです。ハカルテではこれらの機器と比べても遜色ない精度で脈拍測定が可能になっています。

心拍のリズムから自律神経の状態を推定

得られた約1分間の脈拍データから、心拍変動を分析してあなたの「自律神経」の状態を数値化します。

自律神経は身体のさまざまな臓器をコントロールしており、体調の変化やストレスとも密接な関係があります。

心拍の変動から自律神経の状態を把握できるということが医学的にわかっており、使われる指標の計算方法は確立しています[1]。ハカルテでもそれらの知見を用いています。

測定結果の見方について

Untitled

エネルギーレベル

自律神経の活動量を、過去100万人以上の測定データから得られた心拍変動データをもとに朝の平均値を100として指数化したものです。

自律神経には、あなたの身体が様々な刺激・ストレスにさらされた時に、身体の状態をストレスや状況にうまく適応するようにコントロールする役目があります。この自律神経の働き具合を数値化したものがエネルギーレベルです。

通常は、朝の時点でのエネルギーレベルが最も高く、日中はそれより低下していき、また睡眠をとることでエネルギーレベルは回復する、というサイクルを繰り返しています。

数日測っても一定の値を保っている場合は自律神経がストレスに対応し、回復できていると考えられます。逆にエネルギーレベルが低下していく傾向にあると、こうした身体の調整能力の余力がなくなってきていると考えられます。

ストレス度(ストレスバランス)

心拍変動から自律神経における交感神経副交感神経活動のバランス分析して、5段階で示します。